柴わんといっしょ〜おでかけまっぷ〜 

アクセスカウンタ

zoom RSS 何これ?出雲 〜神の國詣で〜

<<   作成日時 : 2015/03/21 23:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

多くの神話が残る出雲には、独特の民俗文化や自然史があるという。

方言もその一つらしく、
出雲弁で使われる言葉は『古事記』や『日本書紀』などに使われている古代日本語とほぼ同じなんだとか。


        出雲で見かけた車止め・・・・
画像

             銅鐸^^;


『出雲弁』は東北のズーズー弁と似ているのだけど、出雲弁には争ったりする言葉が一つもないらしい

豊かな海と山の幸に恵まれながら、
神様と共に暮らす出雲の人達に、争いは必要なかったって事なんだろうね。。。




★出西しょうが★


「出雲風土記」にも記述が残る、とーっても古い歴史を持つ『出西しょうが』。


     ちっいさーーーい(親指位しかないのに値段は高い!)
画像

       でも、ある理由から“幻の生姜”と言われてるんだそう。


大変良い香りと引き締まった辛味のある出西生姜は、
硬い繊維質も殆ど無く、首都圏や関西の料亭などにひっぱりだこ。

なのに、この生姜。
出雲の出西地区以外の土地に植えても育たないらしい


えーーー
不思議ーっ


          出西しょうがのソフトクリーム
画像

        出雲でしか育たない、幻の味〜




★築地松(ついじまつ)★


出雲平野に入って一番最初に気になったのは、家の周りをぐるっと囲んだ防風林。
家が見えない位に高くそびえてて、驚くのはその形。


           大きくて、見事な角がり     
画像

        高さは8〜12mもあるらしい


観光案内所で貰った『築地松』の保全活動パンフレットによると、
出雲平野は、古代から幾度もの洪水に見舞われたんだそう。

その洪水から家を守る為、土を積み上げた土塁(出雲では、この土塁のことを築地と呼ぶ)の上に屋敷を作り、
その土塁を固めて、万が一水没しても大丈夫な水に強い黒松を植えたのが、
出雲特有の防風林・『築地松』の始まりなんだとか。


       日本三大散居村の出雲平野を彩る『築地松』
画像

             ↑写真:出雲市築地松情報より


独特の形に整えた出雲の屋敷林は、
「陰手刈り(のうてごり)」と呼ばれる枝葉を薄く透く剪定によるもの。


        防風林の役目を果たすギリギリまで枝を透き、
画像

             家に光を取り入れる。


『築地松』の形は、
出雲屋敷や出雲大社の屋根に見られる“反り”を取り入れたものなんだとか。

威厳と風格が感じられる『築地松』は
出雲の人達の美意識の表れなんだね〜




★ハデバ★ 


出雲に行ったのは、ちょうど稲干しが終わる頃。
多くの田んぼはすっかり冬支度してたけれど、所々でまだ稲干し中。


その形が・・・

        何。これーーー!!(゚ロ゚屮)屮
画像

      田んぼの中に、そびえてるじゃんっ


この稲はでは『ハデバ』と呼ばれる出雲特有の稲掛けスタイルで、
大きなものは高さが3m以上もあるんだそう

んっ

そう言えば、何かの本で『ハデバ』とやらをモチーフにした建築物があると読んだようなぁ。。。


頭をグルグルさせてながら思い出すと、


         コレ↓工事中で一部のみ撮影
画像

       出雲大社の庁の舎(賓客を迎える場所)



ハデバで干したお米は、日光と風をたくさん浴びて自然乾燥するから旨みが格別らしい。
(但し、機械化された現代ではハデバで干してるお米はほぼ自家消費用のみで、ハデバもかなり小型化が進行中。)

出雲では、失われつつある秋の風物詩なんだね〜




★ヨズクハデ★


『ハデバ』にもびっくりしたけど、もう一つ珍しい形の稲はで発見。


            えーーーっ。何これ
画像

       高さは『ハデバ』よりも高く大きく、大体約5m(@_@;)


私が見たのは観光用に作られていたモノで、
本来は石見銀山の西側・島根県大田市温泉津町西田地区に伝わる、
文化遺産(無形文化財)の稲干しスタイルなんだとか


     形が、羽を休めたミミズクの姿に似ているコトから、
画像

       呼び名を『ヨズクハデ』というらしい。


約6mの丸太4本を四角錐型に立てる『ヨズクハデ』は、
材料も少なく、稲を干す面積も狭くて済み、
しかも短時間で組み立てることが出来るんだとか。

何より 日本海から強い北西の風が吹き付けても、
風で倒れる心配が殆どないんだって



★厳藻(いづも)★


出雲系の神社で時々見かける、
古い髪の毛みたいに見えるちょっと不気味なモノ。。。


      黒くてもじゃもじゃしてて、なんじゃこりゃー
画像

       許可を貰ってお供えしてあるのを撮影↑


名前は『厳藻(いづも)』というらしいが、
正体は「ホンダワラ(神馬藻)」っていう海草ーー

出雲では、定番のご神饌(神様の食べ物)で、
昔は神様に捧げるお塩だって、『厳藻』に海水を振りかけて製塩したという、
とっても神聖なモノなんだとか


「ホンダワラ」は、小さな袋状をした球のような気泡がついた海草で、
その気泡が稲穂を連想させるコトから、「穂俵(ホンダワラ)」と表現するコトもあるんだそう。


           参考写真↓(藻類学研究室より)
画像



日本では、五穀豊穣のシンボルとしてだけでなく、
古代、ホンダワラで信仰上の結界を張った名残があちこちに残っていて
今でもしめ飾りやお供え飾りにホンダワラを用いる土地がたくさんあるんだって


出雲には、海で禊をした人がその証として
ホンダワラを神社の「厳藻かけ」に掛ける習わしが今も残っている。

海草の『厳藻(いづも)』は、「出雲」の語源という説もあるらしい



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

何これ?出雲 〜神の國詣で〜 柴わんといっしょ〜おでかけまっぷ〜 /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる